Photographer
下坂 敦俊
Career
1985年 株式会社クラッカースタジオ入社
広告撮影がメインのスタジオで、入社初日の仕事は某ミシン会社のカタログ撮影。刺繍見本の撮影アシスタントとしてケバ取り作業を延々とやり続け、気が付けば明け方。そのまま白ホリのスタジオにカポックを敷いて仮眠して、また翌日午前中から同じ作業延々。なんていう時には厳しい環境や状況の中で商品や人物撮影の基礎を身につけて行く。
1988年 故松浦秀介氏に師事
ファッション、ミュージシャン等の撮影が多く、昼間に高感度フィルムを使ったり、補正以外で30Mなどのフィルターを2枚以上重ねて使うなど、それまでとはまったく違う撮影方法に戸惑いながらもフォトグラファーとしての土台を形成できた時期。日中シンクロのために重たい発電機と大型ストロボを持って足場の悪い所を歩いたり、浜辺やゴルフ場をレフ板を持って駆け回っていたのも今ではいい思い出。
1992年 下坂敦俊写真事務所設立
独立と言いながら最初の一年間は松浦氏の事務所に電話を引かせてもらい月に2万円の家賃を払って居候する。
その後まだ南北線が走っていない頃の白金1丁目に事務所を借りる。
この頃芝居のパンフやゲネの撮影をたくさんしていた事もありモノクロフィルムの現像とプリント、
のちにカラープリントも自分でやり始め、事務所内の暗室で長い時間を過ごす。
2011年
その後いくつかの転居を経て1月より横浜に移転。
2023年
信州松本に移住